今日やっと自分が許された気がした・・・。

今日友人たちと筑前町の大己貴神社に行った。
朝倉は祖母の出身地で親戚もいるため
子供の頃からよく行っていた。

私はずーっと自分を責めつづけていたことがあった。。
母が亡くなったのは自分のせいだと思っていた。。
医療ミスが原因だったけど
私は母が亡くなったのは自分のせいだと
いや。母を殺したのは自分だと思い続けていた。

母がなくなりもうすぐ13回忌になる。

母がなくなる前日仕事に行っていた姉はいなかったのだが
私と父はお医者様に呼ばれた。

「後、２～3日だと思ってください。もしもの時は呼吸器をつけますか？」
という話だった。
余命宣告。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

医者との話のあと
父はタバコを吸いに行った。
私は母を一人で置いておけなかったので
母のもとに戻った。

私の母は感がとてもいい。
母に嘘をつけたことなどない。
母にはすぐバレる。
それは子供の頃からだ。

それでも母にバレないように
必死で笑顔のつもりでいた。
けれど笑顔でいれたのだろうかは今だに分からない。
必死の演技。
大根役者だと思う。
笑え！！自分！！
大丈夫だと笑え！！自分！！

そう言いながら母のもとに行った。

顔を見られたくなかった。
笑えといっても笑顔はきっと凍りついていただろう。
笑えている自覚はない。

北島マヤならきっと凄い演技が出来たんだろうなと思う。

けど必死で
「お母さん。」
いつもどおりにいった声きっとは震えていた。

必死で笑おうとしている私を見て
母は言った。

「お母さん。もうダメなんだね。」

必死で生きようとしている母だった。。

「違うよ。何言ってるの？？先生がお母さん大丈夫って言ってたよ。
お母さん大丈夫だよ。死ぬわけないやん。」
その声は震えずに言えていたのだろうか？？
けどその時の自分の必死の演技
やっぱり大根役者だったのだろう・・・。

母はきついのに
微笑みながら
「わかった。わかった。」
と言った。

翌日姉は試験だった。

試験行かないといった姉に行きなさいと母が言った。
待ってるからと。
姉は試験に行った。
母が私たちと同じように娘のように可愛がっている私たちにとっても姉妹同然の従姉妹も来た。
姉も試験を終えて戻ってきた。

家族全員が母のもとに集まった。

母はそれを待っていたかのように
息を引き取った。。

あの時、私が演技ができていれば
母に気づかせなければ
母は死ななかったかもしれないと。。
私が殺してしまったと
自分を責め続けた・・・。

母の通夜の時斎場で
母と私の二人になった。。

母の魂が抜ける瞬間を見た。
私はその時まだこの仕事をしておらず
それが抜ける瞬間とは分からなかった
必死で柩を開けようとしたけど
開かずその時助けていればと思ったこと・・・
そうなったら助からないことを聞いたのはまた別の話だが、、

今日、神社に行った。
神社からの帰り
友人と話していたら
「それはあなたのせいじゃないよ。お母さんそう思ってること悲しむよ。」
と言われた。
言葉ですればありきたりで
結構言われなれている言葉だったが、、
今日は何故か許された気がした。
というか上記のことを人に母が亡くなったときのことを人に話したことはなかった・・・。

なぜ話したのだろうか？？
ふと話した。
友人のお母様が難病にかかり
大切にねという話からしたのだが
自分の母の死の時の後悔まで話すとは思ってなかった。。

母にじゃなく
自分で自分を許していいと思ったのかもしれない。。

だって母が怒ってないことは私は分かっていた。。
でも自分で自分が許せなかった。。

自分を許していいと思えたのだろう。

今日神社に行って自分の心の奥深くに隠していたものと
向き合えたそんな時間です・・・。

そしてきっと完全には許せてないけど
一歩進めたのだろう。。

ごめんなさい
と
ありがとう
を・・・・。