ありがとうの反対は「当たり前」という言葉を聞きます。
当たり前は存外いい意味では使われないことが多いです。
けど「当たり前」が「当たり前」であることは奇跡だと
気づくか、気づかないかだけなのです。
当たり前はある日突然当たり前じゃなくなることがあります。
例えば停電になったとき
先日北海道が地震により停電になりました。
九州なので影響というのはなかったのですが
高校の時に長崎に住んでいて長崎が停電になったことがあります。
その時にとても不便だったことを思い出しました。
当たり前に電気が来るように日々努力していてくれる人たちがいるから
電気が来るのが私たちは当たり前だと思っています。
当たり前だと思っている出来事には周りで努力してくれる人がいるのです。
今そこにあるものは
いつまでも不変であるのでしょうか?
当たり前はなくしたときに
それが奇跡だったと気づきます!!
その前に気づければ
もっともっとその当たり前を大切にできるのではないでしょうか?
子供の頃私は家族がそばにいて生きているのが当たり前でした。
母を亡くした時に
生きていてくれる傍に居てくれるというのが
どれだけの奇跡なのかを気付きました。
当たり前は奇跡です。
その当たり前を大切に
日々を大切に
当たり前があるという奇跡に感謝したいものです。
ありがとうの反対は当たり前だと私は思いません。
当たり前があるという奇跡に気づけるかどうかなのです。
そう思えば自分の日常というのは愛おしいものだと思いませんか?